2019/07/30

第3回フィールドワーク -持続可能な地域づくりを学ぶ- を実施しました。(2019年7月21日)

2019年7月21日、「京と森の学び舎」の第3回フィールドワークを芦生研究林のある美山町において実施し、地域自治や活性化などについて学びました。

この学び舎では、森里海のつながりを参加者に実感していただき、その再生に向けたアクションを共に考えていくことを目的として、フィールドワークを実施しています。

今回は、美山町の鶴ケ岡地域において、地域自治の取り組みや、地域の自然資源を活用したエコツアーなど地域活性化の取り組みについて伺い、過疎高齢化が進む地域の持続可能性について参加者と意見交換をしました。

行政の支援が受けにくくなっている今、いかに自分たちの手で地域の持続性を維持していけるか。小規模多機能自治は、今や全国の過疎高齢化が進む地域のキーワードとなっています。その先進的な事例を鶴ケ岡地域の方々から聴くことができました。

午後からは、鶴ケ岡の自然資源である滝を見学しました。鶴ケ岡の山には多くの滝があり、芦生研究林と同様、原生的な植生と共に雄大な滝を見ることができます。地域の若い世代がこの貴重なエコツアーの資源を生かした事業を主体的に実施し、生業の一つとしていけるよう準備が進められているとのことでした。

参加者からは「地域の持続性を高める様々な工夫や活性化の取り組みを知ることができ、自分たちの地域にも応用できそうだと思った」、「滝をはじめ様々な地域資源があることがわかった。しかし、それを応用するためには、時間と労力をかけて整備が必要。それをやろうと思える郷土愛を強く感じることができた」といった感想が寄せられました。

これまで3回にわたり美山町でフィールドワークを実施し、研究者、エコーツアーのガイド、そして地域の方々と、様々な立場から地域の課題と解決に向けた取り組みを聞くことで、一つの地域を多層的に知ることができました。森里海の課題も複雑で多層的な課題であり、一筋縄ではいきませんが、そのような厄介な課題に立ち向かうための準備として、参加者には有効なフィールドワークとなりました。

なお、この学び舎は、森里海連環学教育研究ユニットの社会連携事業(担当:徳地、赤石)の一環として、市民の方々と森里海のつながりにおいて学びあい、新しい森里海のつながりを創る協働事業です。公益財団法人自然保護助成基金の支援を受け実施しています。

 

 

 

 

地域の方から鶴ケ岡の自治の取り組みについての紹介
鶴ケ岡の滝を地域資源として活用する取り組みを現地で学ぶ
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