2019/08/02

高大連携事業「京大 森里海ラボ in 芦生」を実施しました。(2019年7月27日~28日)

                    最後に参加者全員で記念撮影             

 2019年7月27日~28日、総長裁量経費及び日本財団の支援のもと、本ユニットが進めている高大連携事業の一環として、「京大 森里海ラボ in 芦生」をフィールド科学教育研究センター芦生研究林において実施しました。連携校9校から高校生25人、引率教諭9人を含み、51人が参加しました。

 1日目は、台風が迫る中実施も危ぶまれましたが、何とか全員集まり一路芦生研究林に向かいました。雨は降り続いたものの少し収まってきたので、当初の予定を短縮して観察を行うこととし、マイクロバスで長治谷に向かいました。芦生研究林長の石原正恵准教授から、オオカツラやシカ害、シカ柵の話を聞き、実際にシカ柵の中では様々な植物が豊富に茂っているところを目の当たりにし、シカの食害が植物多様性に大きな影響を与えているところを見ることができました。

 講義室に戻って、まずは山下ユニット長の開会挨拶があり、その後グループワークに取組みました。事前に渡しておいた宿題「森里海に関する課題の抽出」に基づき、森里海マップに課題を貼り付けていきました。それぞれが出した課題について意見交換を行い、課題同士のつながりや、つながりを途切れさせる森里海の原因について整理していきました。夕食を挟んで21:30頃までグループワークを継続しました。

 その後、生徒たちは花火に興じ、議論で使った頭をしばし解放させました。その間を利用し、高校の先生方とユニット関係者との懇談会を行いました。ユニットから、今後の高大連携事業の予定について説明を行い、協力を要請しました。

 2日目は、前日とは打って変わり快晴となり、エアコンのない講義室は、高校生の熱気も含んでとても暑くなりました。最初は、希望する高校から普段行っている課題研究等の成果を発表してもらい、ユニットの研究者からコメントを届けました。

 引き続き、前日のグループワークの仕上げを行い、各グループから検討結果について発表しました。5つの生徒グループ及び高校教諭のグループから順に発表するとともに、それぞれが他のグループについて講評シートに感想を記入し、また、ユニット関係者から質問やコメントを寄せました。

 最後は、この2日間のプログラムについて修了証を授与する修了式を行い、吉岡教授からの挨拶で閉会となりました。

 芦生研究林内の観察が雨のため短縮せざるを得なかったのは大変残念でしたが、アンケートでは、期待以上だった、硬い感じかと思っていたが意外と自由で面白かった、すごく面白い人達がいた、本当に自由で自分たちの思うように話しあえた、勉強なのにこんなに嫌な感じがしないことに驚いた、などの感想が寄せられ、満足度は半数以上の参加者が100点をつけていました。中には、1,000点をつけている参加者が2人おり、有意義なワークショップとなったことが伺えました。

石原准教授から、オオカツラの木の前で説明を受ける
モリアオガエルの巣の下でオタマジャクシを狙っているイモリの様子を見る
1日目グループワークの様子①
1日目グループワークの様子②
花火に興じる高校生たち
高校の先生方との懇談の様子
課題研究等の発表①
課題研究等の発表②
2日目グループワークの様子①
2日目グループワークの様子②
検討結果の発表①
検討結果の発表②
徳地フィールド研センター長より修了証授与
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